今まで家でお母さんと一緒に居るのが当たり前だった子たちが、4月の入園と同時に突然ママから引き離され、違う場所で違う人達と居なくてはいけなくなってしまう・・・それは子供達にとってかなりの恐怖に違いありません。
泣いて嫌がるわが子を、毎朝送り届けるのはなかなか大変なもの。
そこで、入園直後の大泣きへの対処法をご紹介したいと思います。
見送る時は悲観的な空気を出さない
お母さんの不安というのは、子供にはどうしても伝わってしまうもの。
「可哀想」「さみしい」「心配」、どれもわが子可愛さからくる愛情の形なのですが、お母さん自身が子供と離れるという事を大げさにしてしまっているケースは多々あります。
幼稚園の楽しい所に目を向けさせ、ママも余裕のニコニコ顔で送り届けるタフさが必要です。
お母さんがポジティブなら、子供は数日のうちに「少しがんばると、ちゃんとママはお迎えに来てくれるんだ」とシステムを理解して、幼稚園を楽しめるようになります。
土日にリフレッシュさせる
幼稚園が始まって最初の週は、ほぼ全員の子が泣いています。
それはどうしても仕方ない事。
泣いていて普通なのでそこを気にする必要はありません。
平日悲しい思いをした分、土日は楽しい思い出を作って励ますと良いです。
週末は家族水入らずで外出してみましょう。
子供が現実を忘れてしまう位の楽しいイベントにつれていくのがコツ。
ディズニーランドなどでくたくたになるまで遊ぶのもいいですね。
色んな気持ちを発散させてあげると子供の心も自然とスッキリとして、ストレスが洗い流されるようです。
そうやって定期的に不安な気持ちをリセットしてあげることが、園に慣れるための近道です。
通園時間ギリギリに送っていく
子供に意外と多いのが、「つられ泣き」です。
ママと離れた後、先生にうまく気持ちをのせてもらえて落ち着く子は大勢います。
ですが、その後から入ってきた子がママと引き離されて大泣きするシーンを目の当たりにすると、落ち着いていた子達もまた気持ちが逆戻りして泣いてしまうことがかなりあるようです。
「さみしい」という気持ちをいかに忘れられるか?という事が、園になじむ為には必要なんですね。
つまり、何回も他の子のお別れシーンを見せるのは、ポジティブな気持ちになる為には不必要な事。なので、自分たちが園に到着する時間を遅くしてあげる事で、お別れシーンへの遭遇率を減らしてあげることはできます。
園への到着時間を、通園時間内ギリギリに設定しましょう。
ただし、園に迷惑が掛からない事も大事なので、時間配分はうまく調節して下さいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供にとってはもちろんこの時期は試練ですが、意外とお母さんも子供の様子をみてつらくなるのが入園直後です。
色々な小技を使って、子供にかかるストレスを減らしてあげると、幼稚園の楽しさをだんだん理解できるようになりますよ。