出産というとまとまったお金が必要というイメージがありますよね。
でも国からの補助や加入している保険から出る補助があるので、差し引いた額だけで済むのが本当の所です。
では実際にかかる費用はどれくらいになるのでしょう?
筆者の体験をふまえてお話したいと思います。
通院中にかかる費用とベビー用品購入にかかる費用
・通院費
通院中は、補助が出る前の初回の診察料や保険の効かない血液検査などの細かい検査費などがある日には実費で払わなくてはいけません。
一方で、国からの補助が決定したあとだと、その券を窓口で払うだけでその日はタダという場合もあります。
詳しく説明すると、初回は5千円ほどの出費で妊娠しているかを検査します。
妊娠が分かって、出産するまでの間に最低10回は通院をして定期健診を行います。
普通はそのたびに5千円ほどかかりますが、国からの補助が出るので10回前後の通院費はタダになることでしょう。
ただ、保険の効かない検査(血液検査など)がある日は実費で1万円ほどかかります。
結果的に、産むまでに5万円くらいは実費で払う事となるでしょう。
・ベビー用品
ベビーベッドやベビー布団、ベビーカー、抱っこひも、バウンサー、ベビー服一式、ベビー風呂、哺乳瓶一式・・・など意外と新たに買いそろえるものは多く、まとめて10万円ほどはかかってしまうことと思います。
入院中にかかるお金と保険で賄える補助額
出産し、4日間入院して5日目に退院するまでの費用は40万前後です。
ただ、加入している保険から出産一時金で42万円支給されるのでタダという事になります。
でも、入院する病室をランクアップしたり、特定のサービスをつけることでプラス2万円~10万円ほど追加でかかる場合もあり、その場合は実費で差額を負担します。
生まれるまでにしておくといい準備
・ベビー服とガーゼを一度洗っておく
買ったままの衣服はパリッとしすぎて赤ちゃんの肌に強く当たります。
なので一度家の洗濯機で洗っておきましょう。
念のため、使う洗剤は無添加のものかベビー用のものをおすすめします。
・内祝いで渡すギフト品をあらかじめ選んでおく
赤ちゃんとともに自宅に戻ってから数か月は怒涛のように忙しい日々です。
出産祝いは早々に頂くと思いますが、そこからお返し(内祝い)を送るまでにあまり日が経ち過ぎない方がいいので、あらかじめどんな物をあげるのか決めておき、サクサク注文できるようにしておくと楽です。
・お世話用品の使い方に目を通しておく
ベビーカーの折りたたみ方などは知らないとけっこう苦戦しますので、あらかじめ試しておきます。
抱っこ紐も装着の仕方が複雑なものがあるので、チェックしておきましょう。
哺乳瓶の消毒も、一度試しておいた方がスムーズです。
・自分の生活が楽になるよう工夫しておく
産んだ後は、新生児の世話にいっぱいいっぱいになり「気付いたら今日顔洗ってないかも…」なんて事態もザラにありますので、自分のケアが短時間でできるよう、時短コスメを揃えておきましょう。
泡で出てくる洗顔料、オールインワンジェル、リンスインシャンプーなどはおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
出産一時金のおかげでずいぶん負担は軽減されているものの、通院に5万、ベビー用品に10万、入院に5万と最低ラインで見積もっても結果的には20万は実費でかかるという事が分かりました。
さらに、ベビー用品にこだわるとあっという間にさらに高額になってしまう可能性もあります。
財布の紐は締める所はしっかり締め、お金のかけ所をよく考えながら購入していきましょう。
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