生後1か月~2か月になった赤ちゃんの中には、お肌にプツプツとこまかい小さなニキビがたくさんできる症状になる子が居ます。
これを乳児湿疹と呼ぶのですが、初めて見たお母さんは「どうしたのかな?」「ちゃんと治るんだろうか?」と心配になりますよね。
今回は、この乳児湿疹ができた時の対応と治療の仕方についてご説明します。
まず1か月検診で相談しよう
一か月検診より前の状態で乳児湿疹らしきものがある場合は、検診の時に先生とお話する時間がありますので、その時に質問してみましょう。
赤ちゃんの様子を見て、湿疹のレベルがどのくらいかを見てくれます。
まだ生後間もないのでまずは保湿や母乳の質についてなど軽いアドバイスをもらう程度になるかと思いますが、症状が強く出ている場合などは病院での対処など紹介してくれると思います。
はじめに家でのスキンケアを試そう
家で出来ることは赤ちゃんの肌を清潔に保つこと、そして保湿をすることです。
毎日お風呂に入れて、清潔な濡らしたガーゼで優しくふき取ってあげましょう。
やみくもに皮脂を取り去るとまた良くないので、洗浄力の強い大人用の石鹸をつかってはいけません。
お風呂上りに、アトピーっぽい赤ちゃんのための保湿乳液である「アトピタ」を塗ってあげると、症状の軽い子はこれだけで劇的によくなったりします。
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お母さん側から出来ることは、母乳の質を上げること。
刺激物(カレー、チョコレート、キムチなど)を食べずに野菜や和食中心の食生活に変えるのがおすすめです。
青汁など飲むといいでしょう。
それでも治らない場合は小児科で見てもらおう
乾燥しやすい秋冬に生まれた赤ちゃんに特に多いそうなのですが、自宅でのスキンケアでもいまいち良くならない場合もあります。
そうなったら、とにかく一度小児科で先生に見せてあげてください。
引き続きスキンケアだけで治せそうか、ステロイドという軟膏を処方するかを判断してくれます。
ある程度つよく湿疹が出ている場合はステロイドを処方されます。
赤ちゃんに薬を使っていいのかと不安に思う方もいるかもしれませんが、筆者の次男の場合は自宅ケアではまったくダメだったものが、ステロイド治療を2~3か月しっかり行ったらつるんときれいに治りました。
とくに副作用や跡になるということもなかったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「小児科に見せるレベルなのか?」という事でお母さんは少し悩む場合があるかもしれませんが、とにかく悩むよりは一回小児科に見てもらうのがおすすめです。
その方がお母さんの気持ちもスッキリと楽になり、赤ちゃんの肌が良くなるように最善の策を立てられるからです。
そして、気になったり不安なことがあればたくさん先生に質問するのがおすすめです。
敢えて病院の空いている時間帯をねらって受診すれば、ゆっくり相談できると思います。
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