初めて小学校に入るお子様をお持ちのママは、小学校の授業がどんなレベルから始まるのか、心配になったりしませんか?
どの程度読めればいいのか?どの程度書ければいいのか?不安ですよね。
今回は新一年生がまず初めに習う国語の内容についてご説明します。
まずは姿勢やえんぴつの持ち方から
最初から、がっつりと文字を書いたり読んだりしていく訳ではありません。
入学したての子供にとっては、45分間の授業をしっかりと席について聞くという事ですら大変です。
なので、先生側も卒園したての子供達のために徐々に慣らしていく工夫をしています。
- 姿勢
椅子に座って、机とお腹をこぶし1つ分空ける。
椅子の背もたれとも、こぶし1つ分空ける。
これが字を書く時の正しい座り方と習います。
- 鉛筆の持ち方
親指と人差し指で鉛筆を挟み、その後中指を添えて3本で持つ。
このような勉強前の導入部分も4月前半でじっくり教えてくれます。
あいうえおを一文字ずつじっくり学習
あいうえおの勉強は、教科書を読んだり、プリントを書いたりしながら読み書き同時で進めていきます。
ですが、1字画の簡単な字からのスタートな上に、習得させるまでのスピードにはかなり余裕がありますので焦ることはないと思います。
プリントは問題形式ではなく、ひらがな文字をひたすらなぞったり、その後マスの中に自力で書いたりするような書き取り式のプリントです。
プロジェクター画面や歌を交えて楽しく勉強する
最近の小学校の授業は、先生の手元が常にパソコンと連動しています。
プロジェクターを使用する場合も、パワーポイント形式で先生がマウスを操作しながら画面を切り替えていく感じですし、歌もパソコンを通して流しています。
- プロジェクター
主に書き順を教える時に使います。
アニメーションのように、ひらがな文字を正しい書き順で筆が描いていくのを皆で見て、書き方の確認をします。
昔でいう所の教育テレビ番組を見せる時間がここに当たるのではないかと思います。
でも今のやり方の方がよりピンポイントで教えられ、見ている生徒もダレないので、とても良いと思います。
- 歌
あいうえおの歌を歌います。「あめんぼ・あかいな・あいうえお」のような、一文字ずつに覚えやすい節をつけた歌です。
こちらは教科書と連動しており、皆立ち上がって、教科書にある歌詞を見ながら歌います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
座り方から入る、一文字ずつゆっくり練習…と聞いてほっとしたお母さんもいらっしゃると思います。
慣れない勉強への導入なので、45分ぎっちり勉強ではなく、20分毎にちょっと休憩させて塗り絵などさせたりすることもあるようです。
楽しい工夫がされているので安心ですよ。