幼稚園にも父母の会のような執行部は存在したと思いますが、保育園に預けていたお母さんにとっては、PTA活動とはどんな事をするのか、いまいち分かりにくい所もあるのではないでしょうか?
そこで今回は、PTA活動の大体の内容と役員になった時の負担の度合いなどについてご説明します。
PTAには基本、すべての親が所属する
入学時に、PTAに参加するための書類が配られます。
そこで役員に立候補するか、そうでないかを聞かれたりするはずです。
希望した場合は後日(4月中)に「役員決め」の日が開催されるのでそこに参加しましょう。
決め方はくじの場合が多いです。
また、役員は小学校生活6年間の中で1回は受け持たなければならない場合が多いです。
高学年になればなるほど、重要なポストにつかなくてはいけない確率が高くなっていきますので、自分が活動できるタイミング(例えば下の子の就園状況など)と相談しながら、負担できそうなレベルの学年時に役員を希望するのがおすすめです。
役員になる人とそうでない人で負担の度合いはかなり違う
- 役員にならない人が参加する度合い
基本イベントがあってもお客様の立場で居ることが出来ます。
ただ、最低限のお手伝いには呼ばれることになります。
たとえば何か月に一回旗振りが回ってきます。
児童が登校する時に、横断歩道に立って児童を誘導する仕事です。
その他、学園祭など大きな行事では、模擬店や展示・体験ブースで当日何らかのお手伝いを任されるでしょう。
- 役員になった人がすべき仕事の例
どの役員かによって仕事の内容は千差万別ですが、それぞれ活動の準備のために定例会があったり、お知らせを作って配布したりの事前準備プラス、活動当日の際に役員ではないPTA会員に対しての誘導の役目が出てきます。
事前に集まる回数としては月に最低1回は集まる感じです。
その他担当イベントの前後には週1回くらいのペースで密に集まる期間が存在します。
また、イベント当日は数時間~まる一日など、イベントの規模に合わせて拘束時間があります。
例えばどんな委員会が存在するの?
- 校外委員
児童が安全に登下校できるためのサポートです。
旗振りの担当日の割り当てをしたり、同じ登校エリアの親睦会を主催したりします。
また、下校時に登下校ルートに不審者がいないか見回る仕事もあります。
また、緊急時(台風や震災発生時)などに備え、連絡網にてメールの巡回を指導したり、当日の連絡網を送信したりするのもこの委員の仕事です。
- クラス役員
クラス内の保護者の親睦会の主催にはじまり、随時クラス連絡網の送信、役員決めの際の準備、に加え、イベント時には一年間お手伝いとして常に顔を出す必要があります。
小さめの仕事を継続して担当し続ける必要があります。
- 交流委員会
給食の試食会や、スマホ講習会など、サブイベントの開催を担当します。
大きなイベントはないものの、細々と一年中イベントのために動くので、昼間時間を割ける人に向いています。
- 学校祭委員会
大イベントを担当します。
開催が秋でも、春から準備していきます。告知や企画書を作ったり、データ集計などの前準備もあり、当日にPTA会員を誘導する仕事もあります。
学校祭前日は半日、当日はまる1日活動します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
怖くなってしまう方もいるかもしれませんが、誰もが同じように経験するので毎回初心者の方がいて、活動も複数で一斉に取り組むので周りが助けてくれます。
気負い過ぎずに、自分にあったタイミングで参加してみましょう。