2~3歳差の兄弟がいて、兄弟喧嘩が起きないお家というのはほぼ無いと思います。
二人ともまだ幼稚園以下の場合は特に、まだ感情のコントロールが出来ないので揉め事は多くなります。
でも、1日中喧嘩ではお母さんの我慢にも限界がありますよね。
今回は兄弟喧嘩を少なくするのに効果的な予防法を3つご紹介します。
何か買うときには必ず同じもの2つ用意する
お菓子などで一袋しかないものは絶対に取り合いになります。
本当はそんなに欲しくなかったとしても、相手だけが与えられているという状況が気にくわなくて怒るのです。
なので、元々個包装になっているおやつを買って同じ数だけ与えたり、ひとつのお菓子でも同じ大きさの小皿に、きれいに半分こでよそって出してあげたりと、きれいに2つ分に見えるよう演出する必要があります。
とはいえ高価なおもちゃなど2つ買うことが出来ずどうしても取り合いになるものもあります。
こういう場合は子供に(特に上の子)口を酸っぱくして言い聞かせてから買う、というプロセスを踏むといいでしょう。
「これを買うなら、2人で使うんだよ。下の子がやりたいといった時には貸せる?それが出来るなら買ってあげる」
と、2人とも遊ぶ権利がある事にクギをさしておくのが効果的です。
2人の距離をできるだけ離す
同じ本を読んでいる時、同じおもちゃで遊んでいる時、同じゲームに参加している時。
そんなときこそ喧嘩は増えます。
2人の距離がくっついているほど、喧嘩してしまうんです。
たぶん隣の芝生が青く見えて、すべてを奪い合ってしまうんです。
逆に離れている時間があると、意外とお互いのことを「今、何しているだろうな」と気にかけていたりするもの。
なので2人共に別の遊び相手を作っておくのはとても効果的です。
ひとりで居る瞬間にしっかり可愛がる
- やきもちを抱かせない
2人同時に居る所で、片方だけを可愛がればぜったいやきもちが起こります。
やきもちは、もうひとりの兄弟へ矛先が向くので新たな喧嘩の火種にしかなりません。
可愛がるなら2人同時に抱きしめて「2人ともなんて可愛いの!」とやるか、もしくは1人しかいない所で、1対1でとことん可愛がるかどちらかです。
たまたま片方が居ない時は、大げさな位一緒にいる子供を溺愛してあげます。
そういう愛情を感じることで、やきもちを焼かないタフさを身に着けてくれます。
- 「お母さんは見ているよ、知ってるよ」アピール
いつも代表して怒られがちな上の子には、叱った後に個人的にフォローしておきましょう。
「でも、○○ちゃんは今日、おもちゃ貸してあげてたよね。すごくえらいなと思って見てたんだよ。」
などと、先ほど叱った内容とは別の良いエピソードをひっぱりだして褒めます。
そうすると「お母さんはわかってくれない、いつも頭ごなしに注意して」といった不満を溜めにくくなります。
公平に接しているというイメージを与えることで、子供は叱られた理由を理解しやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お母さんの負担を軽減するために、兄弟喧嘩をなるべく避けるように工夫することはとても大事です。ぜひ試してみて下さいね。