初めてわが子が家から出て幼稚園に入園する時には、ママの方も勝手がわからず緊張することも多いものですよね。
特に、園でお母さんと離れて過ごすようになった時に、どこまでの事がひとりで出来るようになっていればOKなのか?なども気になる所です。
しかし幼稚園の年少さんだと生まれ月によっても発達の差がかなりあります。
4月生まれの子はラクラクなんでも出来ても、早生まれの子には難しいこともたくさん。
そこで、入園前にどのくらいのことが出来たらいいのかの目安についてご説明します。
お着がえについて
靴や靴下の脱ぎ履き、ズボンやスカートなどの脱ぎ履きはできた方がいいかなというレベル。
制服のブラウスや上着のボタンをかけたりはずしたりというのはけっこう大変で、はじめは出来ない子も多いです。
気になるようなら、ボタン練習用のパジャマなどを購入してあらかじめ練習させるのも手です。
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給食を自分で食べられるか
お箸を使える必要はありません。
フォークやスプーンで食べ物を口に運べればいいでしょう。
多少こぼしてしまうのは年少では当たり前の事で、想定して前掛けなども持参させられます。
食事中にじっと座っていられないタイプの子は、一応その旨を幼稚園に伝えておきましょう。
他の子がちゃんと食べているのを見て、一転してお行儀が良くなる場合もあります。
好き嫌いがあることも多少はしょうがないですし、それで先生にとがめられるという事もあまりないと思います。
トイレをひとりで済ませられるか
おむつがはずれていれば越したことはないですが、早生まれの子にはちょっと酷な場合もあります。
絶対にトイレできるようになっていなければと躍起になる必要はありません。
幼稚園でも事前にどのくらいおむつはずしが進んでいるか記入する用紙があります。
進んでない場合は正直に書いた方が、入園後に親切にサポートしてくれます。
また、「幼稚園ではおしっこはできてもうんちは無理」という子もいますが家で出来るなら問題ありません。
ひらがななどの文字が読めるか
入園前からひらがなが読める子は比較的学習のすすんでいる部類に入ります。
普通は年少さんの最後までにひらがなが読めれば充分。
年中さん位から、女の子などはお手紙のやりとりなどで早めにひらがなを書くことを習得しはじめます。本の内容が自分で読めるようになるのもこの年くらい。
年長さんになると、練習次第では読み書きを完全マスターさせることも可能です。
なので、入園前の子はいくつかのひらがなの形をなんとなく知っているかな?レベルで充分です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
完璧な状態で入園させなければいけないのでは?と心配していたママもいたかもしれませんが、そんなに厳しいものではありません。
園に通う中で少しずつ習得してもOKなので、マイペースに教えていってあげましょう。