幼稚園に入ると、クラスにつき1人~2人お母さん達の代表として活動するクラス役員を決めます。
すべての人が経験する仕事ではないですが、興味のある方、もしやることになったらどうしようと不安な方など色々な方のために、今回はクラス役員の仕事についてご説明します。
クラス役員の目に見える仕事
子供を入園させて少し経つと、父母会による総会が行われます。
ここでは新しく就任した父母会会長、クラス役員さんの紹介が行われます。
この総会にてお母さんたちの自己紹介の司会進行をします。
そしてすべてのお母さんの連絡先を把握して、連絡網を回せる状態にします。
親睦会を開く幼稚園の場合は、お店の予約を取ったり、会計をまとめたりと雑務もあります。
その後は幼稚園のイベントの度に、自分のクラスの園児とその保護者の出欠をとり、キャンセルが出た時の連絡や対応を任されます。
例えば親子遠足では、集合場所でチケットを配布したり、集合場所の目印として旗を持って待機したりします。
夏祭りやバザーなどでは、各模擬店を保護者の力で運営するのでその統括をします。
事前準備や当日滞りなく運営できているかの見回り、トラブル処理、幼稚園側とのパイプ役などを受け持ちます。
年長組の場合は卒園の時の謝恩会の開催にも関わります。
クラス役員の目に見えない仕事
実はクラス役員になると、目に見えない所での仕事も多いです。
例えば、バザーなどが近づいてきた場合には、普通の保護者には集合をかけなくても、クラス役員と執行部のみで集まる事が出てきます。
なので保育時間中の昼間の幼稚園に顔を出す機会はおのずと多くなるでしょう。
また、遠足などのイベント当日にも出欠を確認する為、早く現地に居る必要があります。
集合時間の30分~1時間前には出向き、下準備をすることになります。
また、集会やイベントが終わった後の簡単な片づけや落とし物の管理などもしているので帰る時間もやや遅くなります。
反省会や売り上げのデータ集計などもあるので、イベント終了後にも集まります。
それを紙面にして皆に配布したりもします。
やってみた人の正直な感想とメリット
経験者のお母さんにやってみた感想など聞いてみると帰ってくる言葉は大体一緒です。
「こんな大変だったとは思わなかった!」というものです。
傍からでは分からないほど、見えない仕事が多いという事でしょう。
役員だけで集まる日が思いの他多く、家で準備しなくてはいけない雑務も多いのが要因ではないでしょうか?
ただその分のメリットもあります。
お母さん同士の繋がりと幼稚園サイドとの繋がりが濃くなるという事。
役員を引き受けるという事はある意味、幼稚園に恩を売ることに値します。
なので、自分の子供がトラブルに巻き込まれた時など、幼稚園の助けや先生のサポートを得られやすいので、安心して子供を預けることが出来ます。
お母さん同士のネットワークも密になり、役員しかしらない裏事情などにも詳しくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大変な分、メリットもあり、色々なパイプやコネクションを得ることが出来るのも事実ですね。
相性によっては、担当することがとても楽しいと感じるお母さんも居ると思いますので、前に出たりするのが得意なお母さんはぜひ立候補してみて下さい。