「うちの子もとうとう小学生。ちゃんとやっていけるんだろうか?」
小学校入学に際して不安になってしまうママは多いでしょう。
幼稚園と小学校は、活動内容が全く違うので大きな隔たりがあるように感じますよね。
でも心配しないで下さい。
小学校側も充分その点を組んで、優しく少しずつ慣らしてくれます。
今回は、小学校入学前までに家庭でしつけておくと安心な事についてお伝えします。
給食を食べるスピードに注意
おそらく幼稚園や保育園では1時間半ほどかけて、手洗い、配膳、食べる、片づけなどを終える所が多いのではないでしょうか。
でも小学校に入ると、給食を食べる時間はわずか20分(配膳時間は別で)です。
ちょっとぼーっとしていたり、お話に夢中になっていただけでも、時間内に食べきるのが難しくなったりします。
そこで、家で夕食時にも20分を目安に食べさせる練習をしておくといいでしょう。
よそ見やお話しの回数を減らし、集中して食べるよう指導しておくのがおすすめです。
掃除の仕方を簡単に教えておく
今では家で使う掃除用具というと「掃除機」になってしまうので、ほうきやちりとりに親しんでいる子は少ないのではないでしょうか?
小学校ではそうじの時間にほうきやちりとりなどを使うことになるので、家でもお手伝いをさせて2つの使い方を教えてあげておくことが必要です。
玄関用の小さなほうきとちりとりを使って、枯れ葉などを集めるのを手伝ってもらうのが効果的なのではないかと思います。
意外と難しいのが、集めた後のちりとりの上のごみを落とさずにゴミ箱にインする過程。
最後まで慎重に丁寧にやらないと片付かないという事を実感させておいてあげましょう。
登下校中に何かあった時のために言えるようにしておく情報
幼稚園までは、一人もしくは子供達だけで外を歩いていくなんてことはありませんし、多少質問に答えられなくても、ニコニコしてうなずいたり、首を振ったりしている位の反応が出来れば困る事はなかったかもしれません。
でも、どんな引っ込み思案の子でも、小学生になったからにはある程度話せるようになっておかないと非常事態が起きた時に心配です。
迷子になった、こわい人にあった、お友達がけがしてしまった、色々な事態に遭遇する可能性があります。
そんな時に言えるべき情報はこれらの4つです。
- 両親の名前
- 自分の生年月日
- 自宅の電話番号
- 家の近くにある分かりやすい目印の建物
今までは意識しなくても良かった事だと思いますので、入学前にぜひ覚えさせてあげて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ひらがなが書けたり、数字が数えられたりするだけで準備できたと思いがちですが、しつけの面でフォローしてあげなくてはいけない項目がけっこうあるものです。
ぜひ、子供が入学後に困らないよう事前に教えてあげて下さいね。