3~4歳(年少)の子に昨日・今日・明日の概念を教える方法

 

幼稚園に入るころになると、お話する内容も少しずつ筋の通ったことを言い出したり、シチュエーションに合った言葉選びができるようになったりと、コミュニケーションをとるのが楽しくなってきますよね。

 

そして、幼稚園であった事をママにお話しするという状況が生まれてから一番困るのが、「いつ、どこで、だれと、どうした」をしっかり教えてくれないこと。

 

お友達とちょっとしたトラブルがあったりしたときに、子供の口から断片的に話を聞いてもまだまだ正しく理解することはできません。

 

特に、子供の口からついて出た話が、いったいいつのことなのか??今日なのか昨日なのか?

 

これは非常に大事な情報ですよね。

 

そこで今回は、昨日、今日、明日の概念を教える方法をご紹介したいと思います。




日付を習得するための教材を作ろう

 

100円均一で、ホワイトボード1枚、丸いマグネット(できればカラー)1個、マグネットシート1枚を買ってきます。

 

マグネットシートは長めに切ったものと短めに切ったものを用意します。

 

長めのほうには、7つに分かれるようしきりを書き、「げつ、か、すい・・・~にち」までの曜日を書きます。

 

短めの方には、3つに分かれるようしきりを書き、「きのう、きょう、あした」と日付を書きます。

 

マグネットは今日を示すためのしるしになります。

 

作る上での注意点は、曜日のひとマスと、日付のひとマスの大きさは揃えること。

 

そしてマグネットもひとマスの中に入る位の大きさのものを選んでください。大きすぎると使いづらくなります。

 

手作り教材を使ってみよう!

 

ホワイトボードに、曜日のシートを貼り付けます。

 

これは固定なので、ボードの真ん中あたりに置いておくといいですね。

 

その上に添わせるように日付のシートを貼ります。

 

これは日によって動かすことになります。

 

最後にそのさらに上に沿わせるようにカラーマグネットを置きます。

 

これは今日を示すマグネットなので目立つカラーがおすすめ。

 

ではまず、今日に該当する曜日にマグネットを貼って、使い始めてみましょう。

 

マグネットの下側に、日付シートの「きょう」のマスがくるよう揃えます。

 

最初は、日が変わるたびに朝、カラーマグネットを右に1コマずつ移動させるという動作をさせます。

 

こうやって、今日は何曜日なんだという感覚を養ってもらいます。

 

その際、「あ、今日は木曜日に丸(カラーマグネットのこと)が来たね!じゃあきょうはピアノの先生の所にいく日だ!」などと、その曜日ならではのイベントと関連づけながら説明してあげます。

 

日付の感覚を覚えることは、曜日の感覚を覚えるよりやや複雑なので、まず先に曜日の概念を知っているのがいいと思います。

 

別の記事にて「曜日の概念の教え方」も書いていますのでそちらを参考にしてくださいね。

 

いよいよ日付の感覚を覚えさせる

 

カラーマグネットを移動させるときに、下の日付マグネットシートもひとコマずらします。

 

夜寝て、朝起きると日付が変わるんだという事を分からせるために、マグネットの移動は朝にさせるのがおすすめです。

 

ずらした時に、「きのう」は何曜日になったかな?」と質問して、指で「きのう」から真下の「○曜日」と書いてあるマスへ直線で誘導してみせます。

 

「あ、木曜日がきのうなんだねー。きのうは何したっけ?」などと昨日の思い出をひとつ言わせて、それが昨日なんだ、過去のことを言うんだ、と分からせます。

 

反対に「あした」のマスを指した後、「あしたは何曜日になると思う?」と質問しながら、真下へ指を動かし、「○曜日」のマスへ誘導します。

 

「あしたは、土曜日じゃん!おやすみだよー良かったね。どこに行きたい?」などと話しかけ、未来のことで、ひとつ寝たら訪れるんだなという意識をすりこみます。

 

これを毎日繰り返すことで、日付の概念を覚えていきます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

日付の概念はやや難しく、時と共に「きのう、きょう、あした」がセットで移動していってしまうので、根気よく、マグネットなど使い図説しておしえてあげるのがいいでしょう。

 

いずれは自然と理解することなので、気張りすぎずに気楽に教えてあげて下さい。

子供の曜日3~4歳(年少)の子に曜日の概念を教える方法

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