ほとんどの子が3歳~4歳の時期に初めて幼稚園に行く事になります。
4月になって、入園式を終えたら次の日から突然ポン!と集団の中に放り込まれ、ママとも引き離されるわけですから、子供にとっては大きな転換期と言えるでしょう。
放っておいてもすぐ馴染む子も居ますが、ナーバスになって中々溶け込めない子もやはり居ます。
そこで今回は、わが子が入園後スムーズに慣れる事が出来るよう、前もってしておくといい事をご紹介します。
「おともだち」という存在によく触れておく
1人目だと特に、他の子と遊ぶ機会が中々無いですよね。
幼稚園で、他の子に積極的に話しかけれる子というのは、小さい頃からいろんな子と遊んでいる場合が多いです。
ママが人見知りだとやや辛いかもしれませんが、公園や子育て支援センターにはちょくちょく通いましょう。そこで、同じおもちゃや遊具で遊ぼうとしている子などには「入れて」や「貸して」、「ありがとう」「ごめんね」などを言う
よう教えます。必要な場面で必要な言葉が言える練習をさせるのは、のちのち園生活でとても役立ちます。
おじいちゃん、おばあちゃんと接する時間を沢山取って
今は核家族化が進んでいるので、実家が遠くて中々行けない家庭もかなり多いですよね。
でも、いろんな子供を目にして思うのは、「おじいちゃんやおばあちゃんのサポートの手厚い子の方が何でも良く知っているし、ハキハキとしている」という事。
小さいうちから、母親だけでなく別の大人と密に接している事で、人との距離感を上手につかむことが出来、複数の人間から色々な価値観や遊び方を吸収するので、発語も早くなるし、知識も増えます。
何回も祖父母のお家に預けられる事で、「ママと離れても楽しく過ごすこと」の練習にもなります。
なので、ぜひ実家の遠い家庭でも、夏休みなどにおじいちゃんおばあちゃんの家に行くと、ぐっと成長するのでおススメ。
幼稚園の「子育て支援イベント」をうまく使う
子供が委縮してしまう原因のひとつに「場所見知り」というのがありますよね。
もし意中の幼稚園が早めに見つかっているのなら、1歳児でも2歳児でも良いので早めにその幼稚園の「子育て支援イベント」に参加しましょう。
大抵の幼稚園が月に1回のペースで未満児さんとそのお母さんに向けて園を開放し、工作をしたり、みんなで手遊びをしたり、運動をしたりといった時間を設けています。大体午前中2時間くらいで終了するようなものです。
早いうちから、幼稚園を「ここは知ってる場所。遊ぶものもあって楽しい所!」と認識させておくことは、入園後のスムーズな慣れのためにとても役に立ちます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外と小さい頃の育ち方で、幼稚園での振る舞いが変わってきたりします。
人とのつながりを大事にした育て方をしていると後で楽になりますよ。