子供が年長さんになると見えてくるのが、小学校入学。
集団登校で行くのかな?最初は何時位まで授業があるんだろう?
初めての子ですと、何もかもが分からずちょっと不安になる事もあるでしょう。
実は、そんな親の不安や疑問を払拭してくれる為に、年長さん時代から小学校に呼ばれる日時が設けられています。
今回はその日に何をするのかについて詳細をご説明したいと思います。
就学時検診
年長さんの年の10月頃、就学時検診というものがあります。
この日は体の健康状態、言葉の発音、知能に異常がないかを確認するために設けられています。
そのように言うと、無事に突破するのがとても難しそうに聞こえるかもしれませんが、大勢が行列になって少しの時間で見ていくような簡単なものなので、心配する必要はありません。
ここに大まかな内容を書いておきます。
- 身長体重・・・健康診断と同じ要領です。
- 内科・・・先生にお腹を見せ、心配な所はないか聞かれます。
- 歯科・・・虫歯があれば就学前に治してくるよう言われます。
- 視力検査・・・Cの穴の向きを言うおなじみのテスト法。検査前に先生が分かりやすく説明してくれます。
- 聴力検査・・・耳に音の出る装置を当て、聞こえた時だけ手をあげる方法です。
- 先生と面談・・・簡単な質問に答えます。
絵を見せられて、その名前を言います。
発音の仕方に異常がある場合にはことばの教室に通うことを勧められます。
とはいっても、多少の良い間違い位は平気。
新入生1日体験入学
年長さんの年の2月頃、1日体験入学があります。
今度は「学校ってどんなところ?」という疑問に答えてくれるような学校紹介の場を設けてくれます。
保護者と子供は別々の場所に呼ばれることが多く、子供達は先輩1年生に連れられて、学校を見て回ったり一緒に遊んでもらったりして過ごします。
保護者は別室にて、PTAの説明や学用品、体操服への名前付けなど入学準備についての詳細を教えてもらいます。
その他・年長時代に率先して用意すべき事
- ランドセル選び・注文
ランドセルは、量産品なら入学ギリギリでも間に合いますが、専門店などのものは予約が必要です。
うちでは、夏前に注文して、手元に届いたのは、3月後半でした。
ちょくちょく連絡をいただいていたので、不安にはなりませんでしたが、こだわりのランドセルを買いたい場合は、1学期のうちにカタログを取り寄せた方が良いでしょう。
- 同じ学区のお友達と友好を深める
同じ幼稚園で、通う小学校が同じ子とは園以外でも遊んでおくのがオススメ。
近所の子で登校班が一緒になる子とも、パイプを作ってあげておくと、帰りも一緒に帰ってきてくれて安全です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
わりと年長さんでは、小学校の下準備が着々と行われます。
でも、あくまで幼稚園生という事をふまえて、小学校の先生や小学生のお友達が親切に教えてくれるので、不安になることはありません。
安心して1年間の間、ゆっくり準備をすすめていきましょう。