妊娠中の過ごし方や出産までの流れは、雑誌などによく出てくるので分かりやすいと思いますが、いざ赤ちゃんを産んで、病院で過ごしている5日間の内容は意外と調べにくい所がありませんか?
今回は筆者の実体験をふまえながら、入院生活の詳細についてご説明したいと思います。
入院生活の基本リズム
・起床時間と就寝時間
起床時間が6時、就寝時間が10時となっていました。
ただ、24時間体制で赤ちゃんに授乳する生活なので、起床時間が早くても遅くてもあまり関係ないかもしれません。
・面会時間
13時から20時でした。
昼過ぎから面会可能という院が多いようです。毎日旦那さんや上の子が来て、親族や友達が1回来る感じが多いと思います。
・食事の時間
朝ごはんが8時、昼ごはんが12時、晩ごはんが18時でした。
食堂に集まって食べる院と、個室に運んでくれる院の2タイプあります。
意外と夜中にお腹が空きます。お夜食の出る病院もあります。
・赤ちゃんへの授乳間隔
2~3時間おきに授乳しなくてはいけないので、1日の中で8回は行われます。
普段寝ていた夜中にも2~3回起きなくてはいけなくなります。
入院中に赤ちゃんに行われる検査・処置
・K2シロップを飲ませる
新生児メレナ(消化管出血)を起こさせないために飲ませるそうです。
・聴力検査
耳がちゃんと聞こえているかのチェックです。
ナースステーションで赤ちゃんを預ける間にささっと済ませてくれます。
・黄疸検査
新生児は生まれて数日で少し肌が黄色っぽくなるのが普通ですが、黄味がずっと引かずに病気につながるタイプの子もいるので検査します。翌日には結果が出ます。
・先天性代謝異常の検査
知能の低下等につながる病気で、かかとから少し採血してそうでないかを検査します。
結果は後日郵送されてきます。
入院中にお母さんに行われる検査と指導
・会陰消毒
入院1日目に、産んだ後の会陰が順調に回復しているかのチェックです。
ガーゼでポンポンと消毒されておしまいです。
・会陰の抜糸
退院前日に、会陰を塗った糸を取る処置をします。
溶ける糸で処置した場合は必要ありません。
・授乳指導
入院中はまめにお部屋にナースさんが来て、その都度指導があります。
吸わせ方を正しくマスターしないと、乳首が傷になったり、母乳がつまったりします。
・沐浴指導
入院中1度、ナースステーションにてナースさんと一緒に赤ちゃんを洗う機会があります。
ここで洗い方をマスターします。
・赤ちゃんの様子を用紙に記入する
入院中ずっと記入し続ける紙があります。
内容は赤ちゃんのおしっこやうんちの回数、授乳の回数、授乳の時どれくらい飲んだか等です。
お母さん本人のトイレの回数も書きます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
通常分娩だと4日間泊まって5日目に退院するのが普通ですが、意外とその間やる事は多く、暇だなあという感覚はないと思います。
ご参考にしてみて下さいね。
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