個人差もありますが、赤ちゃんは早い子なら生後4か月くらいからうっすらと歯が見えてきます。
そんな時、子育てが初めてだと「おっぱいをあげ続けて、虫歯にならないかしら?」と不安になるかもしれません。
今回は赤ちゃん期から幼児期までの、子供を虫歯にさせないための対策をご紹介していきます。
母乳・ミルク時代はガーゼで
生後4か月以降、白い歯がだんだんうっすらと歯茎から見えてきます。
まだ顔を出さないうちはそのままでかまいません。
赤ちゃんは歯の生え始めはむず痒いので歯固めのおもちゃなど何でも噛んで遊びます。
その時にはたくさんのよだれも出てくるので歯磨きしなくても充分に歯は守られています。
その後、しっかりと前歯などが見える状態になってきた場合には、就寝している時などにかるくガーゼでふき取ってあげるといいでしょう。
方法としては、ガーゼを軽く濡らしてしぼったものを、人差し指に巻き付けます。
そして赤ちゃんが寝ている時に口を少し開けさせ、ガーゼの指をすべりこませます。
念入りにしなくてもいいので、ささっと歯の表裏を撫でてあげて終了です。
離乳食がはじまったら少しずつ歯ブラシに慣らせる
はじめから大人と同じような毛の生えた歯ブラシでなくても良いです。
赤ちゃん用のゴム製の突起がついたちいさな歯ブラシなどを使うと、赤ちゃんが違和感を感じにくく、口に入れる時抵抗しにくくなると思います。
また、ブラシの先に味がついていると赤ちゃんは興味をもって口に長い間入れてくれるので、赤ちゃん用の歯磨きジェル(キシリトールなどで甘みがついていて、歯に良い成分で出来ている)
を併用するのも賢い方法です。
下の歯も生えてくるころになったら、大人と同じ形状の歯ブラシにしても良い頃です。
仕上げ磨き用と書いてある、とても小さいハブラシを使って少しずつ歯磨きに慣れさせます。
幼児になったらフロスとキシリトールタブレットを与えていく
幼児になり歯が生えそろってきたら、歯磨きジェル+歯ブラシの生活からワンランクアップさせましょう。
- フロス使い
最初は歯と歯の間にはかなりの隙間があったと思いますが、乳歯が生えそろう頃にはだんだん隙間がなくなってきます。
虫歯はだいたい隙間から発生しますので、定期的にフロス(糸ようじ)を歯間に通してあげて食べかすや歯垢をとりのぞいてあげましょう。
- 虫歯予防できるタブレット
夜歯磨きが終わって、後は就寝するだけというタイミングになったら、ラムネ状のキシリトール入りタブレットを食べさせてあげましょう。
口に入れるとほのかな甘みとともに溶けるので、子供はお菓子感覚で楽しんで食べることができます。
口の中で虫歯を誘発する酸が発生するのを抑えてくれるので、虫歯に強い口内環境を作ることが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私達の子供の頃よりも、虫歯ケアは高度になり、とても頼もしいレベルに進化しています。
ぜひこのようなアイテムを駆使して虫歯ゼロのお子さんを育てて下さいね。