幼稚園までは、お母さんの送り迎えだったり送迎バスだったりがあるので、自分で家に歩いていくということは無いですよね。
でも小学校に入ったという事は、外をひとりで歩くという機会が増えたという事になります。
登下校の中でも、帰り道は上級生と一緒に帰れるわけではない為より心配です。
今回は、子供達の防犯対策についてご説明します。
防犯ブザーは必須
防犯ブザーはまず持っていること自体が犯罪の抑止力になります。
こどもに興味をもって近づいてくる不審者にとっては、大声を出されたりするのが一番恐れる事だからです。
ランドセルの肩にかける部分には、防犯ブザーを付ける場所があらかじめ用意されているのでそこに付けてあげましょう。
ちょうど胸の位置くらいに防犯ブザーがくるので、いざという時も使いやすいです。
また、日ごろからちゃんと鳴るかのメンテナンスをしましょう。
子供に定期的にひっぱってもらって、緊急時にとっさに反応できるように練習させておきます。
また、お母さんの口からもそういう不審者について教え、ブザーの使い方、逃げ方などを言い聞かせておきます。
さらにこども携帯を持たせる人も
女の子など特に心配だと思うご家庭では、さらに子供に携帯を持たせる場合もあります。
各携帯会社から出ている「こども携帯」は形もコンパクトで丸くかわいらしい仕様で、中身もボタンをひとつ押すだけでママやパパに電話がかけられたり、GPS機能がついていて今どこまで帰ってきているかが分かったりと便利な機能が沢山盛り込まれています。
家が学校と離れており通学に時間のかかる子や、通学路の中に人気のない危ない道があるという子は持った方がより安全でしょう。
家の鍵を渡す場合にはひと工夫
新一年生でも、「この日はどうしても家でママが待ってることが出来ない!」という事態はあり得ますよね。
この場合、本当は児童館に寄って待っていてもらったり、近所の人に預かってもらうのがベターですがどうしても無理な時もあると思います。
そんな時には、子供に鍵を渡して自分で入るように指示することもあるかもしれません。
この場合気を付けたいのは鍵の紛失です。
ランドセルの内ポケットにコイル状の伸びるストラップが内蔵されているので、そこに鍵をつけて無くさないようにしましょう。
もうひとつ気を付けたいのは、留守番時に不審者が狙ってくるという事。
鍵を開けるときと、入ってから施錠するときはなるべくすばやく行うように言いましょう。
そして、インターホンには絶対に出ないようにと言い聞かせることも大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一年生というとまだ小さいので、防犯の面ではとても心配になりますね。
やむをえず一人で帰ったり、一人でお留守番したりすることもあるでしょうから、その時のためにちょっとした工夫が必要かもしれません。