夜景撮影にとって、ホワイトバランスの設定は、写真のイメージを大きく左右します。
簡単に説明すると、ホワイトバランスとは写真の「いろみ」を調整します。
厳密には、名称(ホワイトバランス)の通り、「白」を自然な「白」に見えるように、調整するのですが・・・
太陽光のもとで撮った写真、蛍光灯のもとで撮った写真、電球のもとで撮った写真で「いろみ」が違うので、そこをホワイトバランスで調整してあげるですが・・・
それはさておき、特に夜景にとっては、このホワイトバランスの調整で、できあがる写真のイメージが全然違ってきます。
どのように、違ってくるか、実際設定を変えた写真で説明したいと思います。
ホワイトバランスの変更
sony α6500 を使っているので、その機種で説明します。
※ダイヤルをオート(AUTO)にしていると、進めません。
スマホで、暗いところで撮っていますので、ブレブレなのはご容赦ください。
ホワイトバランスを設定しようと思うと、大体どのメーカーのカメラも、太陽光、曇り、日陰、電球、蛍光灯等設定はありますが、今回は、「ホワイトバランス微調整」を使って説明しようと思います。
α6500では、Fnボタン→AWB(ホワイトバランス)→右(ISO)と進むとホワイトバランス微調整に進めます。
設定を「ど真ん中」で撮った夜景です。
設定を目いっぱい青方向に持っていくと・・・
ブレブレなのは、ご容赦ください・・・
工場夜景の、メタリックな感じを出すには、良いです。
そして、逆に目いっぱい赤方向にもっていくと・・・
暖色系のイルミネーションなんかを撮る時には、良いです。
もちろん好みは人それぞれなので意見は分かれると思いますが、ホワイトバランスを変ると、これだけ差があらわれます。
また、この撮影時は、雨上がりだったので、工場のメタリック感が、良く出ています。
工場夜景を撮る時には、雨上がりを狙うこともお勧めです。
まとめ
夜景は特にホワイトバランスで、まったく違った見え方になります。
夜景を撮る時には、ぜひホワイトバランスの設定をいろいろ変えて、自分のしっくりくる写真を見つけてみてください。