子供は、2日に1回うんちが出る位の間隔だとすでに便秘なんだそうです。
実際、便秘を1か月以上放っておくことで徐々に食欲を無くし、ある日突然お腹が痛くなり、嘔吐し続けるといった症状になることがあります。
うちでは、保育園から呼び出しがあり、すぐに小児科に連れていったら、浣腸をされ、すぐに良くなりました・・・
そうなる前に、普段の生活で便秘解消が出来る策をご紹介します。
食べ物の質を変える
- 洋食から和食へ
例えば朝パンを食べている子はごはんとお味噌汁に変えます。
ごはんは腹持ちがよく、食べた後に腸が刺激されて便意をもよおしやすくなります。
またごはん以外に一品つけることで野菜の食物繊維が摂れやすくなります。
- カップラーメンやインスタントフードを控える
これらの悪い所は塩分がとても多い所です。
塩分が多すぎる食べ物は体の中の水分を吸い取ってしまいます。
そのせいで便も固くなり、腸の中で留まりやすくなるんです。
できるだけ、お母さんの手作りごはんを続けるのが理想的です。
食物繊維を手軽にとれるものを利用する
食物繊維というと、キャベツの千切りを大量に与えなくてはいけないのか?と大変なイメージがつきまといますが、もっと手軽に食事に取り入れる方法があります。
まず、おすすめなのが納豆。
これはごはんにかけるだけで良く、切る必要も調理する必要もないので急いでいる時に使える救世主です。
ごはん以外にもゆでたお蕎麦の上にかけたり、湯豆腐の上にかけたりとアレンジも効きます。
もうひとつは、青汁。
今は大麦若葉でできた、抹茶のような味わいの青汁が主流なので子供でも簡単に飲めます。
ホットケーキミックスにまぜてグリーンのホットケーキにしたり、ミルクとお砂糖(できればオリゴ糖のシロップ)の中に混ぜて抹茶ミルク風にしたりと、おいしくする工夫はいっぱいです。
頑固な便秘には、ドラッグストア商品を
- マルツエキス
さつまいもを原料とした、麦芽糖という成分で出来ています。
麦芽糖は腸まで届いて善玉菌のエサになってくれ、その結果便秘が改善するしくみです。
医薬品扱いなので、普通の食事での改善がうまくいかない場合はこちらをおすすめします。
ドラッグストアやネットからでも購入することができます。
茶色くて甘い水あめ状のエキスで、0歳~3歳まで幅広くの子供が摂取できます。
おいしい味なので嫌がらずに食べさせることが出来るのがメリットです。
- イチジク浣腸
何をしても改善されない場合は、今腸の中にたまっている便を直接出してあげることが必要です。
最終手段として浣腸をしてあげてください。
イチジク浣腸は赤ちゃん~子供まで幅広い年齢の子供に使えます。
ベビーオイルを塗ってから挿入するとスムーズで子供も痛がりにくいのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?子供の便秘を見ていると心配でたまらなくなりますよね。
日ごろからうんちの様子を見たり、運動不足にならないよう遊ばせたりと大人は気にかけてあげることが必要です。
こちらにあげたアイテムも上手に使って便秘を回避させてあげましょう。