小学生になると決まって購入を検討されるのが、学習机やベッドなど、自分の部屋で一通りの生活が出来るようにするための家具たちです。
これらは揃えるとなるとかなりまとまった金額になりますので、まるまる購入することを躊躇する方もいらっしゃるかもしれません。
今回は小学校入学に向け子供部屋に揃えたい設備関連について、お得に揃えるコツをお伝えしたいと思います。
学習机の必要性
実は最近は、必ずしも学習机を買い与えなくともいいのでは?と考える人の割合が増加してきているそうです。
なぜかというと、学習机の大半は、大きくなると使いづらくなるものであること。
かさばるしおしゃれではないので、長い間部屋に置き続ける可能性が少ない事。
また、一度置くと巨大なので撤去にも気合と費用がかかり、動かしにくくなるといった点があります。
そして違った観点で語ると、実は勉強机で勉強するより、ダイニングテーブルなど家族のだんらんの場所で勉強するほうが学力の伸びが良いという説が有力になってきたという背景もあります。
これは、ガヤガヤと生活音のある中でも集中する事を普段から強いられるために、試験などの本番中に雑音などに心を乱されず、高い集中力を発揮できるようになるからという事が理由になっているようです。
また、リビングやダイニングだと他の家族の目があることから、一人部屋でついつい勉強をさぼってしまうようなことが起こらないというのも要因のひとつだそうです。
このような事からすると、学習机は大げさな物を用意せずとも、子供部屋に小さめの作業机を置き、主にはリビングやダイニングで宿題をするという形で充分という事が分かります。
着替え入れ
小学生になったことをきっかけに、着替えなどの用意もすべて自分でやってくれるようになったらとても良いですよね。
でも、すべてをいきなり子供にお願いすると、ハンカチティッシュなど細かい忘れ物が多発しそう!!
こんな時は、月~金曜日まで5つ分の収納が出来る棚を用意してあげます。
棚のひとつひとつに、上から「月曜日」、「火曜日」・・・と見出しをつけるのがポイント。
そして、1週間分の服を先に用意して中に入れておいてあげます。
そうすると、毎朝見出しを見て、迷うことなくその日の服を出すことが出来ます。
こうして自分の力で着替えが出来るようになっていくというわけです。
高学年になれば自分でコーディネートして棚に入れる所からチャレンジさせましょう。
カラーボックスを用いても充分なので、費用はずいぶん安く済みます。
ランドセルの定位置
ランドセルとその他の学用品は3段ほどの棚にまとめて収納しましょう。
たて笛や習字道具などイレギュラーで持っていかなくてはいけないものと、毎日もっていくランドセルをできるだけ近い所で保管した方が忘れ物をしにくくなります。
「学校に持っていくものはとにかくその棚さえ探せば見つかる」、そういう分かりやすさが忘れものを無くします。
キッチンワゴンのような、車輪付きで移動可能な3段ワゴンなんかを使うと便利ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家具屋さんの新一年生コーナーでこれらを揃えると恐ろしい値段になりますが、身近なインテリア用品でいくらでも代用可能です。
ぜひ試してみて下さいね。