皆さん、ディズニーランドといえば「夢と魔法の国」というキャッチフレーズでおなじみの通り、ゲストが遊んでいるエリアには業務的なにおいが出来るだけしないよう、最新の注意を払って世界観がつくりあげられていますよね。
しかし、突発的なトラブルになった時にどのように対処してくれるのでしょうか?
今回はアトラクションに乗車した後にありがちなトラブルについてと、その対応についてご説明します。ディズニーのゲスト対応の奥深さを知る事ができるかもしれません。
それと同時にディズニーがなかなか見せないバックヤードの対応に興味がある方も楽しく読んでみて下さい。
アトラクションが止まる原因ベスト3
アトラクションが止まってしまう原因として考えられるケースは、深刻なものからそうでないものまで様々ではあるものの、分類するとだいたい3つのケースに分けることが出来ます。
1.ゲストの不注意でアトラクションに危険が及んだ場合
アトラクション内を撮影しようとして、携帯を落としてしまった。
アトラクション内のカメラに目立って写ろうとして危険な姿勢や動きをした。
このような場合に、一時的に安全確認のためのストップがかかることがあります。
2.アトラクション乗車時にスムーズに乗り込みが出来なかった場合
小さい子や、足にハンデのあるゲストがアトラクションに乗り込む際に、時間がかかってしまい一旦停止をしなくてはいけなくなった場合です。
これは比較的すぐに解消されるので、あらかじめ用意されたアナウンスが流れて1分~2分ほどの停止後、すぐにまた動き出すことが多いです。
3.アトラクション自体のシステムトラブルによるストップがなされた場合
3つの停止理由の中で一番深刻なケースです。
その場でゲストが待機しても短時間で復旧する見込みのない場合は、乗り物から降車して、キャストの誘導の元危険なバックヤードを通り、非常出口まで歩かなくてはいけないこともあります。
筆者の体験談ですが、特にジェットコースターが停止しバックヤードをゲストが歩く場合はかなり危険な鉄骨むき出しの通路を歩かなくてはいけません。
そんな時のディズニーリゾート側の神対応
1.ゲストの不注意でアトラクションに危険が及んだ場合
過失がゲストの方にあったとしても、後日ゲストが落とした携帯が自宅へ郵送で送られてきたりします。
ゲストにとっては最後まで夢の国であるように最新の注意を払ってトラブル対応が行われます。接客の鏡ですよね。
これらの丁寧な対応によって、「ディズニーランドは楽しい所」というイメージをいつまでも保つことができるのかもしれません。
2.アトラクション乗車時にスムーズに乗り込みが出来なかった場合
例えばお化け屋敷で一旦停止が起きたときは「いたずら好きのお化けがいたようだ」などの、心憎い演出を加えたアナウンスが流れますね。
ゲストが夢から覚めないような工夫が見て取れます。
3.アトラクション自体のシステムトラブルによるストップがなされた場合
ゲストに退場してもらった場合、出口にてキャストの方から待ち時間なしでそのアトラクションを利用できる優先権をいただく事ができます。
これには有効期限が無い場合が多く、その日消化出来なくても後日訪れた際に使う事ができるようになっていたりと、ゲストができるだけ損をしないように考えた対応がなされています。
万が一のことも考えて、子供の年齢などのごまかしは危険
たまにしか起こらないアトラクションの一時停止ですが、その裏側などを知ってみると、アトラクションごとに年齢制限が徹底されていたり、妊娠しているかどうか、段差を歩く事ができるかどうかなどの細かい乗車制限まできっちりと設けられているのにはちゃんとわけがあるのだなと思います。
ただやみくもに厳しくしているのではないのですね。
ですので、子供の年齢制限を無視してのせてしまった事があるという方もいるかもしれませんが、万が一の時に避難に苦労してしまうよ、という事を承知しておくことも大事かもしれませんね。
特に小さい子連れのファミリーは気を付けた方がよさそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はトラブルが起きた時に感じられる、ディズニーリゾートのゲスト対応についてご紹介しました。どんな時もディズニーらしさを忘れない接客はすばらしいですね。