年長さんの間にする大きな買い物といえば、ランドセルではないでしょうか。
ランドセルは値段相場が3万円~10万円と幅が広くはありますが、どれを選んでも決して安価ではない上に、入学後6年間もの月日を毎日かついで過ごす事になる重要アイテムです。
今回は、このランドセル選びに失敗しないよう、ランドセルのオススメの選び方についてご紹介します。
合皮か本革か
ランドセルの値段を決める大きな要因になっているのが、ランドセルの素材です。
合皮(クラリーノ)は安く、本革は高いです。
その他の特徴もありますので、よく比較して好きな方を選びましょう。
合皮は水に強いのがメリット。
雨が降ってもカバー無しで外に出られます。
傷にも強いので長年使っても傷はほぼ気にならないでしょう。
ただ、形を保つのが苦手なので、3年生位から徐々に形がつぶれはじめ、物によっては6年ではぺったんこに近くなってしまうケースもあります。
本革の場合は、見た目の高級感、美しさが素晴らしいです。
そして形を保つのが得意で、6年間の使用にも耐えて綺麗な見た目でいてくれます。
ただ、クラリーノと比べて重いのが難点。
また、水にもあまり強くないため、カバーをつける工夫や帰ったらすぐに拭いてあげるなどのケアに手間がかかります。
鞄専門店、デパートブランド、安価な量産品
鞄専門店のものは、注文してから手元に届くまでとても時間がかかります。
そのため、1学期くらいからカタログを取り寄せたり、展示会で実際に見たりすることが大事です。
デザインや色が個性的なものが多くあるので、こだわり派は鞄専門店のものがおすすめ。
たとえば吉田鞄のものなどはおしゃれで色にも個性が光っています。
値段は8万円~10万円位が平均でしょう。
高島屋や伊勢丹にもオリジナルブランドがあります。
百貨店のランドセル売り場で気軽に試着、注文をすることが出来ます。
ただこちらも注文は急いだほうが良く、1学期末には行く事をおすすめします。
相場は5万円~7万円位でしょう。
最後に、ニトリやイオンなど量産品を扱っているお店の場合はその場ですぐ手に入り、注文をする手間が省けることが多いです。
なのでランドセルに高級感など付加価値を求めない!という方には一番買いやすいブランドとなります。
相場は2~3万円位でしょう。
色の選び方
- 男の子の場合
やはり黒が主流です。
もしくは、2番人気で紺色といった感じ。
カラーが全面に使われているものはあまり選ばれず、アクセント位に色味を感じる物が人気です。
例えばベースは黒でありながら、フタ部分をめくると裏が青になっているとか、ステッチの糸の色だけが赤になっていたりなど、色の部分使いをしているものはよく売れているようです。
- 女の子の場合
女の子はその子によって持っている色は全く違います。
人気はピンク、パープル、水色など。
お母さんがおしゃれ好きな場合はブラウンも候補として上がるようです。
女の子の場合はパイピングが効いたデザインで、ボディー部分とパイピング部分で2色使いになったものもあるので、非常に個性が出しやすいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
色々な角度から比較してみると、その子に合ったランドセルが見えてくるのではないでしょうか?
ぜひ早いうちから色々なカタログを見比べて、最良のランドセルを選んでください。