こどもを幼稚園に行かせることになると気になるのが保護者会の存在。
小学校で言う所のPTAというものです。
でも、実際に幼稚園に入って体験してみないことには、いったい何をしているのか、どんな負担があって、どのくらい大変なものなのかは想像しにくいですよね。
今回は、体験談をふまえて、「保護者会ってこんなもの」という概要をご説明したいと思います。
保護者会ってこんなかんじ
- 保護者総会
まず、4月に「保護者総会」というものが開かれます。
最初のごあいさつという程度の意味ですがとりあえず参加してみる方がいいでしょう。
ちなみに、あくまで自由参加です。
総会に出てみると、前年度の保護者会の収支の報告や、今年度幹部になった人(会長、副会長、会計、クラス役員など)の紹介、あいさつなどがあります。
あとは1年を通した行事の説明、各イベントでの係についての説明もされます。
それらの細かい係の決定はもう少し後になります。
- イベント別係の決定
5月などには、アンケートが配られ希望するイベントの係などを聞かれたりします。
その内容をもとに、保護者会幹部がイベント別にお手伝いする人を決めます。
各イベントで使う荷物の搬入・搬出や、飾りつけ、当日の飲食店スタッフや売店係の業務などやる事の種類は様々ですが、ひとりひとりの負担はそこまで大きくはありません。
- 各イベントでの準備や当日のスタッフ業務をこなす
あとは担当の係をこなすだけでOKです。
係によって、負担する仕事量はさまざま。
例えば保護者会が主体となるバザーや謝恩会だと、幼稚園側の先生が絡まないのでそれだけ保護者の負担は大きくなります。
バザーはかなり長い間準備に携わるので他よりやや大変かもしれません。
ですが、長い間一緒に取り組むことで一番ママ友などは作りやすく、その後の幼稚園生活が楽になる面もあります。
保護者会が関係する行事
たとえば運動会係、バザー係、お遊戯会係などがあります。
その他、年長になると卒業アルバム製作係、謝恩会係なども追加され、係に選ばれる人の数も増えます。
保護者が手伝うイベントは大体2~3か月に1回ほどのスパンで行われます。
その度に誰かが幼稚園のサポート業務を行っていると言えます。
費用と仕事内容について
幼稚園によってまちまちですが、費用はそれほど高くありません。
一例に過ぎませんが月に500円位と見ていいでしょう。
仕事内容は、イベント当日の事前準備や後片づけが主です。
バザーは当日の仕事があり、半日程度売り子などの業務があります。
お遊戯会は、園児の衣装のお着換えサポートや舞台セッティングの業務です。
事前準備で幼稚園に顔を出す頻度は、お遊戯会なら本番前に1回の集まり、バザーなら3~4回の集まりがあると思います。運動会などは当日のみのお手伝いの場合が多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
幹部やクラス役員にならなければ、そんなに負担は大きいものではありませんので、
子供のためにも、適度に参加の意思を示しておくのが良いかもしれません。